船内騒音測定技術者講習会(NoMS)
主催:一般財団法人 日本建築総合試験所
協力:国土交通省 一般財団法人 日本海事協会
後援:一般社団法人 日本造船工業会
当講習会の呼称「NoMS」は、Technical Expert for Noise Measurement on Board Shipsの略から作成されました。ロゴマークは、「伝搬する音」を表現するとともに、本制度が世界に拡がるよう、「地球」と「5つの海」を表しています。
お知らせ
- [講義] ①音と騒音の基礎知識
- [確認テスト]
- 講義内容に対する理解度を確認するテスト(筆記及び実技、講義テキスト参照可)
講習会の開催趣旨
SOLAS条約のもと2014年7月より義務化された船内騒音コード(MSC.337(91))では、建造時に船内騒音測定を実施することが規定されています。この中で、測定者に対して、測定技術及び同コードに関する知識等を有することが要求されております。
そこで本講習会では、船内騒音測定を行う実務者を対象に、騒音測定の基本的な技術や船内騒音コードに定められている手順について、各専門の講師による講義を行います。また、講習会の最後には理解度確認テストを実施し、各受講者の力量を評価いたします。
本講習会は、正確かつ公正な船内騒音測定の普及を目指して開催されるものです。
講習実施機関としての認定
当法人は国土交通省より当該講習会の実施機関として認定されています。(認定書)
講習会修了者の取扱
本講習会を受講し確認テストに合格された方は、船内騒音コードに規定された「測定者に必要な能力」を有すると位置付けられます。また、国土交通省及び(一財)日本海事協会が実施する船舶検査等において有効な資格となります。
技術者登録制度
本講習会を受講し確認テストに合格された方は全員、船内騒音測定技術者として登録させていただきます。詳細は、「船内騒音測定技術者 登録制度」をご覧ください。
技術者登録制度に登録された方は、以下の専用ページから最新情報などを得ることができます。
なお、「船内騒音測定技術者 登録制度」への再登録を希望される方は、再登録申請書に必要事項をご記入のうえ、研修課にお送りください。
概要
船内騒音測定技術者講習会
実施年度 | 2024年度 |
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実施会場 | 東京    (一般社団法人日本造船工業会) 大分    (大分県中小企業会館) 佐世保  (アルカスSASEBO) 高松    (サンポートホール高松) |
実施時期 | 東京 :2025年1月17日(金) 大分 :2025年1月24日(金) 佐世保:2025年1月31日(金) 高松 :2025年2月 7日(金) いずれの会場も14:00~17:00 ※講義の一部はweb動画の事前視聴で実施します(2022年度より変更)。 |
申込 | |
申込前の準備物 | 顔写真が必要です。jpeg形式等の電子ファイルでご準備ください。 前向き、無帽、上半身胸上 の明瞭な写真 |
申込期限 | 東京 :2024年12月17日(火) 大分 :2024年12月24日(火) 佐世保:2024年12月24日(火) 高松 :2025年 1月 7日(火) もしくは、定員(申込先着順)になり次第、受付を終了します。 |
定員 | 東京10名、大分・佐世保・高松 各30名 |
料 金 | 受講料:27,500円(テキスト代、消費税等を含みます) |
受講資格 | 有 船内騒音測定を実際に行う予定があり、騒音計の基本的な操作ができる方 (周波数重み付け特性・時間重み付け特性・計測時間・測定モードの切替えなどの操作知識が必要です)。 |
講習内容 |
②騒音計・音響校正器の基礎知識と使用方法 ③騒音の測定技術と実施手順(講義と実習) ④船内騒音コードの解説~船内における測定手順~ ※講義の一部(①②④)はweb動画の事前視聴で実施します(2022年度より変更)。 |
備考 |
騒音計は1人1台ずつ必要です。 ※実習・実技テストでの精度確保のため、クラス1(推奨)またはクラス2に相当し、かつLAeq(A特性時間平均サウンドレベル)の表示機能がある騒音計をご用意ください。 ※ 騒音計は基本的にご持参ください。 ただし、若干数の貸出品もご用意しています(申込先着順) ※ 翻訳機等の機器持込はご遠慮ください。 |