JIS製品認証のQ&A
変更(技術的でないもの)手続きに関する質問
- JIS認証の申請は行いましたが、まだ認証書の発行を受けていない会社です。申請に際して提出した書類の内容に変更(技術的でないもの)が生じました。この場合手続きは必要となりますか?
- 認証申請受理から認証書交付までに申請内容の変更が生じた場合には、変更の内容を「認証申請内容変更届」(様式)を用いて事前に手続きをしていただくことが必要です。なお、変更の内容による提出資料は次のとおりです。
(1) 代表者変更の場合の提出書類
- 認証申請内容変更届(記入見本はこちら)
- 認証申請書
- 他法令適合性等誓約書
- 社内規格(変更がある場合のみ)
- 履歴事項全部証明書の原本
(2) 品質管理責任者変更の場合の提出書類
- 認証申請内容変更届(記入見本はこちら)
- 新しい品質管理責任者の経歴書
- 品質管理責任者の資格要件を満足していることを証明する資料
(品質管理責任者セミナー修了証又は必要な単位取得証明書のコピー) - 社内規格(変更されたページ)
(3) 申請者の名称、登録所在地、工場名、申請又は工場の住居表示の変更
ただし、工場移転は除く(記入見本はこちら)
- 認証申請内容変更届
- 履歴事項全部証明書の原本
- 社内規格(変更するページ)
- 認証書の交付を受けた会社ですが、認証の内容に変更(技術的でないもの)が生じました。この場合手続きは必要となりますか?
- 認証書の受理後に認証内容の変更が生じた場合には、「製品認証範囲変更届」(様式)又は、「申請書・添付書類変更届」(様式)と以下の書類により事前に変更の届け出を行うことが必要です。
(1)代表者変更の場合の提出書類
①認証書に記載された法の根拠条項が『工業標準化法』となっている場合
- 製品認証範囲変更届(記入見本はこちら)
- 認証書(別紙を含む)
- 社内規格に変更がある場合は変更したページ(1部)と、申請書・添付書類変更届(記入見本はこちら
- 履歴事項全部証明書の原本
- 鉱工業品、その包装等に付す表示の態様
②認証書に記載された法の根拠条項が『産業標準化法』となっている場合
- 製品認証範囲変更届(記入見本はこちら)
- 履歴事項全部証明書の原本
(2)品質管理責任者変更の場合の提出書類
- 申請書・添付書類変更届(記入見本はこちら)
- 新しい品質管理責任者の経歴書(様式)
- 品質管理責任者の資格要件を満足していることを証明する資料
(品質管理責任者セミナー修了証又は必要な単位取得証明書のコピー等) - 社内規格(変更されたページ)
(3) 認証取得者の名称、登録所在地、工場名、認証取得者又は工場の住居表示の変更
ただし、工場移転は除く
認証の有効期限に関する質問
- 製品購入者より、認証が有効であることの説明を求められています。どのような説明方法がありますか?
- 「認証が有効であること」の説明には、以下の方法が考えられます。
<活用する文書>
- 申請受理通知書(申請書受理日を明記)
- 評価判定結果通知書(申請の基点日及び次回申請書の受理期限を明記)
<説明方法(例)>
- 直近の定期審査における「申請受理通知書」を提示し、記載されている申請書受理日から、法令等で定める3年が経過していないことを説明する。
- 必要に応じて「評価判定結果通知書」を提示し、審査が完了していること、及び次回申請書の受理期限を説明する。
また、上記説明方法に加えて「認証書の原紙」の提示や、日本産業標準調査会(JISC)の「認証取得者一覧」及び当法人ホームページ「登録リスト」の確認などを組み合わせてご説明ください。必要な場合、購入者から直接当センターまでお問い合わせいただいても結構です。
GJ-CAS(クラウド申請システム)に関する質問
- 1.GBRCのホームページから、GJ-CASの専用サイトへ入るには、どのページを見ればいいですか?
- 1.認証取得工場様以外の方からのアクセスを制限するために、GBRCのホームページには、GJ-CAS専用サイトのアドレスは掲載しておりません。認証取得工場様に送付したメール本文をご確認頂くか、または当センターまでご連絡下さい。
- 2.これから新規で認証を受けようとしている工場ですが、GJ-CASは利用できますか?
- 2.新規の場合であっても利用は可能です。まずは、当センターまでご連絡下さい。
- 3.認証取得工場ですが、これからGJ-CASを利用するには、どうしたらいいですか?
- 3.利用を開始するには「利用申込書」のご提出が必要です。認証取得工場様にはGJ-CAS運用開始時にメール(またはfax)にてご案内しております。ご不明な場合は、お手数ですが当センターまでご連絡下さい。
なお、利用申込を頂いたあとには、ご登録頂いたメールアドレスに「パスワード設定」に関するメールが送信されます。詳細はメール本文を参照下さい。
- 4.認証取得工場ですが、GJ-CASへの移行の期限はありますか?
- 4.遅くとも、2022年1月末日までにはご利用を開始して頂くよう、お願いいたします。
- 5.定期認証維持審査の基点日の約2か月前となりましたが、既に従来通りの書面による申請準備をしています。今からGJ-CASを利用する申請に変更した方がよいでしょうか?
- 5.GJ-CASは、2019年1月30日~2022年1月末日までの間に利用を開始して頂くようにお願いしております。従いまして、この期間については従来通りの書面による申請か、GJ-CASを利用した申請かを工場様で選択して頂くこととなります。なお、2022年2月1日からは、GJ-CASを利用した申請のみとなります。
- 6.定期認証維持審査の申請書類を書面で提出しました。この場合、GJ-CASの利用申込書をいつ送付したらいいですか?
- 6.書面による申請書類提出済み(仮申請含む)や審査中の申込みにおいては、GJ-CASへの切り替えが出来ないため、評価判定委員会を経て判定結果通知書がお手元に届いたのちにご提出下さい。
- 7.不正アクセスにより、GJ-CASのパスワードが流出することはないのでしょうか?
- 7.不正アクセスに対応するため、GJ-CASの内部に保存されたパスワードや登録データは暗号化しています。万が一、外部から侵入されても、意味のない複雑な文字列の組み合わせしか読み取ることができません。
なお、パスワードの厳重な管理を認証取得工場様にお願いします。
また、Google Chrome等のブラウザには「パスワードの保存」機能があり、これは便利ですがセキュリティ上は好ましくないと考えます。
- 8.GJ-CASは、添付ファイルのウイルス対策をしているのでしょうか?
- 8.GJ-CAS内にファイルをアップロードされる場合に、ウイルスチェックを実行する設定になっております。万が一ウィルスに感染したファイルをアップロードされても、他工場のファイルがウイルス感染するようなことはありません。
なお、皆様には添付しようとするファイルのウイルスチェックを実行したあとに、アップロードして頂ければ、さらに安全かと考えます。
- 9.GJ-CASで申請・届出をするようになれば、工場側で社内規格を維持する必要はないのでしょうか?
- 9.社内規格を構築し、維持(見直し)することは、法令等による要求事項であり、必要不可欠なものです。これまで通り、定期的な見直し等で社内規格を最新の状態に維持して頂きますようお願いします。
なお、GJ-CASへ入力した情報は、社内規格の主要な部分を登録しているものとご理解下さい。