試験・研究、評価、審査等を行う第三者機関です

一般財団法人 日本建築総合試験所

試験・研究

試験装置

新反力装置

厚さ1.5mのプレストレストコンクリート造の反力壁および反力床から成り、加力治具あるいは試験体と接合するための鉄骨を7 本ずつ配置した反力装置です。加力構面を複数有する実験、鉛直力や水平力の載荷およびこれらの複合力の載荷を行うことができます。

新反力装置
新反力装置
装置仕様
寸法 反力壁:幅6m×高さ7.1m×厚さ1.5m
反力床:幅6m×全長11.5m×厚さ1.5m
最大荷重 反力壁水平載荷能力:高さ5m位置で3000kN
反力床鉛直載荷能力:床中央位置で5000kN

載荷床(RC造)

大型門型フレームや水平反力ポストなどの装置と組み合わせることにより、鉛直力や水平力の載荷およびこれらの複合力の載荷を行うことができます。

載荷床(RC造)
装置仕様
寸法 長さ 16m
幅  8m
厚さ 1m
最大曲げモーメント ±219kN・m/m

10MN (1000tf) 構造物圧縮曲げ試験機

構造部材の圧縮・曲げおよびせん断等の試験を実物大の試験体について行うことができます。また、反力装置と組み合わせることにより、柱・梁接合部等の複合力の載荷も行うことができます。制御は、コンピュータを用いたサーボ機構による自動制御となっており、荷重や変形を一定速度で制御することができます。

10MN (1000tf) 構造物圧縮曲げ試験機
装置仕様
有効支柱間隔 2.0m
最大圧縮間隔 6.5m
最大曲げスパン 8.0m
最大曲げモーメント 20MN・m

柱・はり部材の逆対称加力装置

主に柱・梁部材の耐震性を調べるための試験装置であり、一定軸力や変動軸力下において、逆対称の繰り返し曲げせん断力を載荷することができます。

柱・はり部材の逆対称加力装置
装置仕様
試験体の最大高さ 3.3m
最大軸力 引張 1000kN
圧縮 6000kN
最大せん断力 ±1200kN

パネル試験装置

木質系耐力壁の面内せん断試験専用のパネル試験装置です。試験方法は柱脚固定式およびタイロッド式の両方に対応できます。

パネル試験装置
装置仕様
試験体最大寸法 幅2.3m×高さ3.3m(2P×3P)
最大荷重 ±100kN
最大変形 ±250mm

20tf 油圧サーボアクチュエータ

構造部材や構造材料の疲労試験に使用するほか、荷重や変位の自動制御による構造試験に使用します。

20tf 油圧サーボアクチュエータ
装置仕様
最大荷重 動的 ±200kN
静的 ±300kN
最大ストローク ±150mm
繰り返し速度 0.00001~20Hz
制御量 荷重 ストローク
外部変位

天井材接合部金物の試験装置

特定天井の天井材接合部金物の強度試験を行うための装置です。斜め部材接合部やクリップ等の引張、圧縮、および繰返し試験に使用します。
電動アクチュエーターを用いているため、精密な変位制御による試験が可能です。

天井材接合部金物の試験装置 天井材接合部金物の試験装置
装置仕様
最大荷重 ±20kN
ストローク 300mm
最大速度 50mm/sec
最大加速度 8mm/sec2
制御変位精度 0.001mm


構造試験業務は、構造試験室が担当しています。
建築構造の諸問題について、それぞれの内容、目的に応じた試験方法をご提案します。お気軽にお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先

構造部
構造試験室 お問い合わせ
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Tel.06-6834-7913 Fax.06-6155-5367
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